幸福な食卓

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今日は溜まりに溜まった仕事を自宅の食卓の上でノートを開いてざっくんざっくん片付けていたのだけれど、それがちょっと一段落したところで電話がかかってきた。
知らん番号だったのでちょっと警戒して出たのだが
「ねえ。番号登録してくれた?」(新しく仕事用に携帯を買ったそうだ。数時間前にメッセンジャーで教えてくれた)
いつもの友達だった…
なんかちょっと下らない話を数分したら「あぁ電車キタ。じゃあまたね。番号登録しておいてよ」って切られた…

私ときたらものすごい友達が少ない(主に自分の付き合いが悪いせい。面倒くさがりで電話嫌い。仕事の連絡も主にメッセンジャーかメール)ので、仕事以外で電話がかかってくることなんか実家以外皆無なんだけど、こうやって掛けてもらえるとまぁ悪くないもんだな、と思えた。
連絡は結構取ってたんだけど、その肉声をちゃんと聞いたのは何ヶ月ぶりなのかなーと。

それからまた淡々と仕事をしていたら、打ち合わせ帰りだという恋人が「近くまで着たから」って半端な時間に着て一杯お茶を飲んでいった。
彼は多分私以上の面倒くさがり(形に残るものが嫌い・週末以外は接触しない・勿論電話もメールも嫌い)なんだけど、その分一緒に居る時は力いっぱいキャッキャウフフしてくれる。
友達から電話がかかってきたんだよーという私の話をニコニコしながら相槌を打って、30分くらいで帰っていった。
今お互いにかなり仕事がきつい状況にあるけど、それが乗り越えられたら一泊旅行に行こうとか、そういう話をした。

今日の我が家の食卓には久しぶりの他人の肉声っていうものが載ったのだな、と。


(カップリングに『くるみ -for the film-幸福な食卓』という曲が入っています。)

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